リップル共同創業者、XRP1億7,500万ドル分を高値圏で移動し批判殺到

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リップル共同創業者、XRP1億7,500万ドル分を高値圏で移動し批判殺到

2025-07-25 7:51:55

クリス・ラーセン氏がXRP価格のピーク時に5,000万XRPを取引所へ移動し、「売り浴びせ」の疑惑が浮上している。

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リップル共同創業者、XRP大量移動で批判殺到!「売り浴びせ」と「ゲーム」の間に揺れる市場

仮想通貨市場で常に注目を集めるXRPですが、その共同創業者であるクリス・ラーセン氏の行動が、コミュニティ内で大きな波紋を呼んでいます。最近、ラーセン氏に関連するウォレットから、約1億7,500万ドル(約260億円)相当のXRPが移動されました。この記事では、この大量移動を巡る議論と、市場がどのようにこの動きを解釈しているかについて解説します。


ユーザーからの批判:「ファンのことなどお構いなし」

このXRPの大量移動は、価格が一時的な高値を付けた直後に行われました。そのため、多くの仮想通貨コミュニティからは「市場への売り浴びせではないか」との批判殺到です。SNS上では、「ファンのことなどお構いなしで売り浴びせた」といった厳しい意見や、内部者による繰り返しの売却に不満を示す声が多数見られました。

こうした批判の背景には、大口保有者の行動が市場価格に与える影響の大きさと、それに対する一般投資家の懸念があります。特に、創業者が保有する大量のトークンが市場に放出されることは、価格下落の懸念を生み、投資家心理を冷え込ませるでしょう。


専門家の見解:「ゲームはゲームだ」

一方で、この動きを冷静に分析する専門家もいます。ブロックチェーン調査者のザックXBT氏は、この状況を「ゲームゲームだ」と投稿し、市場の動きを客観的に捉えるべきだという見解を示しました。この言葉は、仮想通貨市場が持つ、リスクとリターンの両方を内包したゲーム的な側面を言い表していると言えます。

また、別の見解として、この送金は「ネットワークと供給の公正な分散化」を目的としたものだという声もあります。創業者が保有するトークンを分散させることは、中央集権的なリスクを減らし、プロジェクトの健全性を高めることにつながるため、必ずしもネガティブな行動とは限らないという見方です。


ラーセン氏の沈黙と今後のXRP

現時点では、クリス・ラーセン氏はこの件について公にコメントしていません。リップル社も、コインテレグラフの取材に対して返答を控えている状況です。

この一連の出来事は、XRPの価格が短期的に変動する可能性を示唆するとともに、仮想通貨市場における大口保有者の行動が、どれほど大きな影響力を持つかを改めて浮き彫りにしました。XRPは、売り浴びせに対する懸念と、今後の分散化への期待という二つの感情が交錯する中で、次の展開を模索していると言えるでしょう。

投資家は、今回の件を短期的なノイズと捉えるか、それとも長期的なリスクの兆候と捉えるか、慎重な判断が求められます。

このことから、投資は分散投資が求められます。くれぐれも、一点投資は避けるべきです。

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